歯は何でしみるのでしょうか?
歯の中には歯髄といって歯の知覚と栄養を司っている部分があります。
皮膚などの知覚は痛い、熱い、冷たい、痒いなどいろいろな感覚がありますが、
歯の感覚は基本的にすべて痛みとして感じられます。
歯は表面がエナメル質、内部が象牙質の2層からなっています。
歯根の部分はエナメル質がありませんので、冷たいものやブラッシングなど外部からの
刺激を象牙細管という管を通して歯の神経(歯髄)に伝えやすい構造になっています。
このために歯茎が下がったり、歯の付け根がすり減るとしみる症状が出てしまうのです。
このような状態を知覚過敏といっています。
知覚過敏の症状を和らげる方法は
①知覚過敏のお薬を塗る
②歯根のくぼみをレジンなどで埋める
③歯髄(歯の神経)を取る
などが考えられます。
正しいブラッシングを身につけて知覚過敏にならないようにしましょう。