こちらの患者さまは、全体的に虫歯が多く奥歯はほとんどボロボロで、噛めない状態でした。
奥歯の何本かは、やはり残すことが出来ず、抜歯を行うようにしました。歯を抜いてしまうと、入れ歯・ブリッジ・インプラントの3つの方法があります。すべてにメリットとデメリットがありますが、今回は、抜歯した部分の治りを待ちインプラントによる治療を行いました。
他の部分は、セラミックでの被せ直しを行うことで歯列を回復しました。
噛み合せのある歯が2箇所しかないので噛み合せを再び作り直しました。難しい言い方ですと咬合再構成と言います。
虫歯や歯周病になると歯並びが変わってしまいます。また、治療が終わっても定期検診に行かなかったり、痛いのを我慢していると噛み合せが変化してしまいます。
そのままにしてしまうと場合によっては、顎が痛くなったり口が開かなくなったりしてしまいます。ですから、症状が重くなる前に検診でのチェックを行い治療を進めることをお勧めします。
全体的に治療を行いますので、噛み合せの決定も幾つかの項目をクリアーしてから作製に入ります。ですから、時間は多少かかってしまいます。
咬合再構成を行うときは、しっかり噛める状態をキープ出来るように計画します。その場合、歯がないところには、周りの歯に負担が掛からないインプラントの治療が第一選択となることが多いです。
もちろん、治療後のメインテナンスは欠かせないことです。
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日付: 2008年7月10日 カテゴリ:インプラント, セラミック治療, 審美歯科 and tagged インプラント, セラミック, 入れ歯, 虫歯