こちらの患者さまは、右側の前歯の部分で歯肉の境目が変色しているのを気にしていました。
セラミックでの被せる治療をしていましたが、土台の歯の色が変わってしまったのか、歯と歯肉の境目が黒くなっていました。
歯肉の退縮は、反対の歯と比べるとそれほど強くはありませんので、セラミックを被せるときに形成を浅く設定したのかも知れません。
また、セラミッククラウンの中でも、メタルボンドクラウンという内側に金属を使用して、強度を保つ方法があります。従来からある方法ですが、境目が黒くなってしまうこともあります。
最近では、前歯の治療の場合において、オールセラミックを用いた方法が主流と言えます。
こちらの患者さまも、もちろんオールセラミックを用いてセラミックの被せ直しを行いました。
土台の歯が見えないようにするために、歯肉ギリギリまでの形成を行いました。それにより、歯肉の色も黒い部分が透けていたのがなくなり、色が戻りました。
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日付: 2013年4月27日 カテゴリ:審美歯科, 差し歯のやり直し and tagged オールセラミック, メタルボンドクラウン