今日は、インプラントのトラブルには実際にどのようなものがあるのかについて、
少し書いてみたいと思います。
①骨の吸収と、それに伴うフィクスチャー(インプラント)の動揺
②ネジの緩み
③上部構造(セラミッククラウン等)の破損
④フィクスチャー(インプラント)の破折
これらのトラブルは、噛み合せとメインテナンス(お口の中のお手入れの状態)が
大きく関わっていると考えられます。
噛み合せの調整や管理がきちんと出来ていないと、インプラントに過度の
負担がかかり、骨の吸収やインプラントの破損が起こることがあります。
噛み合せは、まるで生き物のように変化しますので、定期的なチェックと
調整が必要になります。
インプラントの上部構造は、最近では審美性や機能的な事を考慮して
セメントで仮着けにすることが多くなっています。
このような場合には、ネジの緩みや被せものの破損に対応することができます。
フィクスチャーの破折や骨吸収が進んだ場合には、一度除去して
やり直しをしないといけないような場合もあります。
やはり長持ちさせるためには、定期的な検診が重要になってきます。
日付: 2006年7月20日 カテゴリ:インプラント, インプラントトラブル and tagged インプラント