こちらの患者さまは、前歯が揺れてきたことを気にされていました。
歯周病が進んだことにより、歯を支えている骨が吸収してしまったことで、歯周ポケットに汚れが入って炎症が取れなくなっていました。
揺れている感じも強く、固定してあった接着の薬剤も外れていました。
見た目もキレイに仕上げたいとの希望もあったので、揺れている歯を抜歯してインプラント治療へと進めることにしました。
抜歯したのは、前歯の部分で上が6本、下が4本でした。炎症がある歯を、インプラントの周りに残した状態だとインプラントも感染してしまうことがあるので、慎重に評価して抜歯の部位を選択しました。
インプラントと骨とが結合(オッセオインテグレーション)する期間を待って、型取りを行いました。
限られたスペースの範囲の治療でしたので、1本の歯にインプラントを1本埋入することが出来ませんでした。ですから、上下ともにセラミッククラウンは、ブリッジタイプで仕上げることにしました。
こちらの患者さまは、すでに奥歯の部分にはインプラント治療を行っております。今回の治療でインプラントは、16本目になりました。
多数の歯を失ってしまいましたが、インプラント治療によって新しく噛み合わせを確立することが出来ました。
何年かぶりに前歯で食事が出来ると喜んだ表情が、印象的でした。
インプラント・審美歯科・ホワイトニング・矯正歯科の豊島区、池袋じゅん歯科 0120-469-465
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日付: 2009年1月8日 カテゴリ:インプラント, 歯周病 and tagged インプラント, セラミッククラウン, 歯周病