最近、安部司さんの「食品の裏側」という本を読みました。
食と健康はもちろん切り離して考えられませんが、
私たちは日ごろ、いかに多くの添加物を、知らず知らずのうちに
摂取しているかということに驚かされます。
多くの食品は、裏側に張ってあるシールを見ると
なるほど多くの添加物・化学物質を含んでいます。
なるべくこれらの添加物が少ないものを探しますが、
安価なものを手にすると、その多くが「偽物」であることが
わかります。
牛乳を買おうとしてスーパーに行ったとき、一番安いものを
手にすると、それは「牛乳」ではなく「乳製品」であることに
きがつきます。
原材料には「生乳」ではなく、「脱脂粉乳」や「乳化剤」などとかかれています。
日本の伝統的な食文化は崩壊し、欧米化してきているといわれますが、
一般的にアメリカでは食はガソリンのようなもの、ヨーロッパでは
食は文化そのものといわれていますので、似て非なるものですね。
日本の食文化をもう一度みなおさなければならないと思います。