昨日、上野にある国立科学博物館に行ってきました。
たくさんの生き物や恐竜の標本などがおかれていて、
地球と生命の進化や自然科学などについていろいろな
展示がされていて勉強になりました。
その中で昔に勉強した元素の周期表のパネルを見つけました。
水・へー・リー・べ・ボ・ク・ノ・フ・ネってやつですね。
その中で第四族にチタンやジルコニウムという金属元素があります。
チタンはインプラントの項目でも書いたように非常に生体親和性に優れた金属です。
ジルコニウムという金属もチタンに似た性質を持っています。
ジルコニウム自体は銀白色ですが、これが酸化されてジルコニア(2酸化ジルコニウム)になると
白くなり耐熱性セラミックス材料として使われます。このため「白い金属」などと呼ばれています。
現在では、インプラントのアバットメントやセラミッククラウンの内冠としても利用されており
その用途は今後さらに広がると思います。