先週、左上6番(レントゲンでは右上)のインプラントを埋入しました。
この患者様は、3年ほど前に歯根破折のために抜歯しましたが、お仕事が忙しくて
歯医者さんに通えないでいました。
歯を抜いて長い間そのままにしておくと、両隣の歯が移動してインプラントを入れる
隙間が無くなってしまう場合があります。
幸いにもこの患者様は、抜いたところの隣りの歯や下の歯は大きく動いていませんでしたので、
インプラントを埋入することができました。
頬側の骨がややくぼんでいましたが、歯肉の切開、剥離をせずにインプラントの先を少し内側に向けて
埋入しました。
歯肉の切開と剥離をしない場合のメリットは、
①腫れない
②痛くない
③早い
などがありますが、いずれも患者様にとっては大きなメリットです。
なるべく患者様の負担を減らすことができるように、インプラントのシステムもさらに
発展していくと良いですね。
私たちも、最新の良い技術をなるべく早く患者様に提供できるようにスタッフ一同がんばります。