差し歯にしているわけでもなく、歯茎が黒い
色をしている方がいます。
これは皮膚でもそうなのですが、歯茎の色も個人差があって、
色が薄い方もいれば、濃い方もいらっしゃいます。
これは、歯肉の表面にメラニンという色素があり、
この色素が多いか少ないかによって歯肉の色が変わります。
メラニン色素が原因の歯肉の黒ずみは、フェノールなどのお薬を使って
表面を一層剥離させる方法と、レーザーで表面を蒸散する方法があります。
フェノールを使う方法は、効率的に歯茎をきれいにできますが、
お薬を塗ったところが、一時的に(2~3日)白くなります。
この白くなった部分が一層はがれて、最初はややあかくただれたようになります。
これが徐々にピンク色に変わってきれいな歯肉に生まれ変わります。
ホワイトニングやセラミッククラウンで歯がきれいになると、
歯茎の色も気になってくる方もいらっしゃいます。
歯茎の色を気にされている方、どうぞご遠慮なくご相談ください。