こちらの患者さまは、前歯が長くなったのを治したいと来院した方です。
前歯は、数年前に被せる治療を行っており、歯周病により歯肉退縮が起こったことで歯の根の部分が見えています。また、右側の歯も虫歯で歯の色が茶色くなっていました。
歯周病の原因として大きいのは、歯と歯肉の間にある歯周ポケットに汚れが溜まってしまうことなのです。歯周病の治療とは、基本的に歯石やプラークの除去が必要です。歯周ポケットの汚れを取ることは、歯周病の進行を防ぐには非常に有効です。噛み合せを安定させ、歯に負担が掛からないようにするのも大切です。
今回は、基本的な歯周病治療を行いセラミックでの被せ直しをして、噛み合せのコントロールが行えるようにしました。
歯周病での歯肉のラインは、特殊な状態以外では元の位置に戻すことは非常に困難で、時間をかけてゆっくり回復してくるのです。大切なのは汚れを残さない環境づくりをすることです。
あまり、前歯が長すぎても見た目が良くないので長さを少し短くして、セラミックでの処置を行いました。右側の虫歯は、樹脂を使用して治療を行いました。
人それぞれ虫歯になりやすいか歯周病になりやすいかは分かれてきますが、お口の中をキレイに清潔にすることで両方とも予防の効果がありますので、皆さんもしっかり歯ブラシ行うようにして下さい。
インプラント・審美歯科・ホワイトニング・矯正歯科の豊島区、池袋じゅん歯科 0120-469-465
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