今日はインプラントのオペがありました。
61歳の患者様ですが、歯槽膿漏で動揺が出てきて、
1ヶ月ほど前に他院にて抜歯をされていらっしゃいました。
歯肉は多少陥没がありましたが、順調に治ってきていました。
骨は頬側(外側)が大きくくぼんでいて、フィクスチャーの
ねじ山の部分が露出していましたので、βーTCP(人工骨)を使い
インプラントの埋入と同時に造骨を行いました。
歯を抜いて間もないときは、歯根があった方向にドリルが進んでしまうため、
慎重に埋入しないと思いもよらない方向にフィクスチャーが入ってしまうので
注意が必要です。
フィクスチャーの初期固定はしっかりしているので、3ヶ月後ぐらいには
2次手術ができるのではないかと思います。
S様、たいへんお疲れ様でした。