昨日のニュースで、一歩間違えば医療事故になりかねない「ヒヤリハット」事例の件数が、
調査対象となった250箇所の国立病院や大学病院などで、昨年1年間でなんと約18万2千件も
あったといいます。
日本国内には約17万もの医療施設があり、これらの数字は氷山の一角だと思われます。
一番多いのは、薬の処方に関することで、次いでチューブ類の接続などだそうです。
発生した要因をみてみると、①確認不十分②観察不十分③心理的状況④勤務状況⑤判断ミス
の順になっています。
なんと確認不十分と観察不十分だけで全体の40%にも達します。
常に緊張感をもって万全の体調で医療に取り組まないと、このようなヒューマン・エラーは
少なくならないのだと思います。
歯科医療も例外ではありませんので、当医院でもスタッフとのより良いコミュニケーションをはかり、
さらなる安全管理、衛生管理に気をつけていきたいと思います。