インプラントはチタンでできたフィクスチャーという骨の中に入る部分と、
アバットメントと呼ばれる土台からなっています。
このフィクスチャーを骨の中に入れて、骨とフィクスチャーが結合する
(オッセオインテグレーション)まで数ヶ月の安静期間をおきます。
安静期間については各メーカーのインプラントシステムによって異なります。
現在のインプラントはさまざまな技術でフィクスチャーの表面が加工してあります。
ハイドロキシアパタイトをコーティングしたり、表面を粗造にして骨との接触面積を
増やしたりして、短期間でフィクスチャーと骨が結合するようになってきました。
以下のような表面性状があります。
①機械研磨
②サンドブラスト
③酸エッチング処理
④サンドブラスト・酸エッチング処理
⑤陽極酸化処理
⑥チタンプラズマスプレー
⑦ポーラスコーティング
⑧ハイドロキシアパタイト
ちょっと専門的で難しいですね。
骨とインプラントが早く着くと、治療期間が短くなって患者さんのメリットはおおきいですね。